2007/04/15

中国大富豪 大陸/香港

フォーブス誌は、資産10億ドル(約1200億円)以上を所有する富豪946人の番付を作成した。大陸出身の富豪は2006年の7人から19人に急増。香港も5人増加し、23人となった。台湾には8人の富豪がおり、合計で50人となる。結果、20年間もアジア首位を守り続けた日本を抜き、富豪数でアジア最多となった。富豪の資産額ではインドに続くアジア2位。

2007年3月8日、毎年恒例となっているフォーブス誌の世界長者番付が発表された。急速な経済発展を背景に、中国の富豪は急増している。

香港の資産額首位は、香港長江実業集団の李嘉誠(リー・ジャーチェン)主席で、資産額は230億ドル(約2兆7600億円)。世界ランキングでも去年から順位を1つあげ9位となった。台湾の首位は蔡宏図(ツァイ・ホントゥ)氏の70億ドル(約8400億円)で、世界104位。大陸では玖龍紙業・張茵(チャン・イン)主席が首位。24億ドル(約2880億円)で初めて富豪番付に登場した。世界順位は390位。張主席は女性として初めて中国富豪ランキングの首位にたったことで知られている。中国の富豪ランキングとして著名な「胡潤百富」2006年度版では、中国のお金持ちトップ500人の最低ラインは資産8億元(120億円)。05年度版ではトップ400人の最低ラインが5億元だった。年々、金持ちへの富の集中度が上がっているわけだ。中産階級以下との所得格差はどんどん開くばかり。

リスト入りした富豪は不動産業者が138人と最多だが、全体に占める比率は昨年の45%から28%に低下。地域別では、民間経済が発達した浙江省出身の企業家が84人と大量にランクインし、昨年の広東省をしのぐ富豪輩出地となった。浙江省は民間企業数が全国一多いことが影響しているという。